豪ドル円買い/NZドル円売りを仕掛けてみると、友人から連絡がありました。
米トランプ大統領が戦時下と表現するほど、金融マーケットでは想定外の動きになっているので、慎重にというアドバイスをすると、
どの会社で仕掛ければいいの?おすすめは?
どの会社のスワップポイントのスプレッド幅が狭いの?という返答がありましたので、ここでは簡単にFX/証券会社の紹介とそれらが提供するスワップポイントとその差額について解説します。
FX/証券会社にはどんな会社があるのか?
下記は矢野経済研究所がリリースしているFX・証券会社の2019年11月口座数&取引高ランキングです。これをベースに証券・FX会社のスワップポイントを見てみたいと思います。
豪ドル円買いスワップポイントーNZドル円売りスワップポイントの差額は?
取引高ランキングトップのGMOクリック証券を見ると、3月18日は豪ドル円買い1万通貨あたり8円、NZドル円売り12円なので、差額4円となっています。
豪ドル円スワップポイント
NZドル円スワップポイント
ランキング2位のDMMFXの3月19日スワップポイントは、豪ドル円買い10円、NZドル円売り14円ですので、GMOクリック証券と差額は同じ4円であることが分かります。
豪ドル円スワップポイント
NZドル円スワップポイント
YJFXのスワップポイントは同社サイトから見つけづらいので、第4位のヒロセ通商を見てみたいと思います。
豪ドル円の買い1.1(円換算後)、NZドル円の売り-8.1(円換算後)となっています。これを1万通貨あたりにすると、11円と81円となります。その差額はなんと70円です。これはさすがにぼったくりレベルと言っても過言ではありません。
豪ドル円の買いスワップポイントは上位2社と変わりませんが、NZドル円の売りスワップポイントは乗せ過ぎです。ここでコスト回収を図っているのか、NZドル円を売ってほしくないのか。もっと穿った見方をすると、下落トレンドに乗っている顧客を締め出したいのか、あるいは、苦し紛れに売りポジションを持たざるを得ない顧客の足元を見ているのか・・・
どちらにしても、ヒロセ通商は上位2社とは、営業戦略というのか、経営戦略というのか、経営方針が明らかに異なるようです。JFX小林社長や食べ物プレゼントという柔らかなイメージ戦略がある一方で、このようなしたたかなこともやっているのですね。これがヒロセのやり方か~と思わず言いたくなります!笑