運用一任とアドバイス型の違いは? |リバランスとは?

運用一任とアドバイス型の違いは?  資産運用のすべてを任せられるのか否かです。ポイントは「リバランス」です。具体的には、買付とリバランスを自分でやるかどうかになります。

ロボアドバイザーとは ? 初心者が始めるための基本Wiki はこちら

「おさらい」ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーとは 、「長期」・「積み立て」・「分散」をテーマに、お金運用をすべて任せられる超便利な投資サービスです。

積み立て投資は、投資するタイミングや投資額を都度判断せずに、一定間隔で一定金額を自動的に投資していく手法です。このような投資手法は「ドルコスト平均法」とも呼ばれ、資産運用の有効な手法として知られています。

積み立て投資では、毎回、一定金額を投資するため、投資対象の銘柄が高値のときは少ししか買わず、安値のときに多く買うことができます。特に、将来に備えた長期的な資産運用をお考えの方におすすめの手法です。

運用一任とアドバイス型の違いは? 具体的には?

一任とアドバイス型の【決定的】な違いは、資産運用において、自身で判断することが多いのがアドバイス型、少ないのが運用一任型です。

運用をすべて一任すると、資産配分決定以降の、投資商品の買付から開始、そして運用の見直し、調整のリバランスなどもロボアドバイザーがあなたに代わって実行してくれます。

一方、アドバイス型は、資産配分決定以降の買付、開始、見直し・調整を自分で行う必要があります。

<ロボアドバイザー運用手順>は以下の通りです。

<主な運用一任型ロボアドバイザー>

<主なアドバイズ型ロボアドバイザー>

アドバイス型の【投資工房】

人気のアドバイス型ロボアドバイザーを知れば、ロボアドバイザーの全容が分かりやすくなります。

投資工房は、松井証券が提供するお勧めのアドバイス型のロボアドバザーです。最適な資産の組み合わせ、運用プランの提案は、簡単な下記8つの質問に答えるだけOK!

  • 100円からスタートできる!
  • 低額コストだから安心!
  • 8個の問いに回答するだけで難しい運用も簡単に始められる!

また、リバランス機能も多岐に亘っているので、運用開始後の見直し、調整のカスタマイズも自由自在です。

投信工房の開始手順

下記8個の質問に順を追って回答すれば、最適な運用プランを提案してくれます。

投信工房質問!

1.年齢を入力してください。

2.資産運用の目的を選択してください。

3.年収を選択してください。

4.お客様の投資経験を教えてください。

5.次の用語の中から、知っている用語の数を選択してください。【用語】複利効果 / インフレ / 国際分散投資

6.もし、保有している資産が20%値下がりした場合、どのような対応を取りますか?

7.次のグラフは3年間の資産運用の実績を表したものです。A~Eの中から、ご自身の投資方針に合うものを選択してください。

8.投資信託の積立投資を行う予定はありますか?

質問に回答した結果を踏まえ、具体的な運用プランを提案してくれますので、これで運用を進めるのであれば、口座開設後、入金して運用を実行します。

ここまでは、運用一任型もアドバイス型も基本同じです。

運用一任型の場合は、運用開始の投資商品の見直し、運用額の調整をすべて自動でやってくれます。

一方、アドバイス型の場合は、運用開始の投資商品の見直し、運用額の調整、所謂「リバランス」に関して、自分で都度判断する必要があります。

しかし、投信工房は、リバランス機能も付いているため、事前に設定しまえば、あとは自動でやってくれます。だから、投信工房は、アドバイス型でも一任型に近いロボアドバイザーとなるわけです。

これが、投資工房の人気を支える理由です。

しかも、NISAとつみたてNISA口座でも、投資工房が使えるため、税制優遇をフル活用できます。これも、運用一任型とアドバイス型の大きな違いです。運用一任型のロボアドバイザーでは、NISAとつみたてNISA口座での運用ができません。

つみたてNISAについてはこちらをご覧ください。

リバランスとは?

運用商品である「投資信託」の価額は日々変動するため、保有ポートフォリオの比率は目標ポートフォリオから乖離することがあります。この乖離した比率を、目標ポートフォリオの比率に戻すことを「リバランス」と呼びます。

なぜどうしたことが起こるかというと、積み立て額と買い付けるタイミングが常に一定である一方、投資信託の価額が変動するからです。

例えば、株式を40%、債券を60%の配分にして運用を開始したとします。1年後に資産を確認すると、価額の変動などにより資産の配分比率が株式60%、債券40%に変わってしまいました。

株式は債券よりもリスクが高いため、株式の割合が高いということは、結果として当初のリスクと比較して大きなリスクを抱えて運用している状態になってしまっているのです。

このような場合は、割合が高くなってしまった株式を売り、割合が低くなった債券を買う(リバランスする)ことで、適切なリスク水準に戻す必要があります。

<リバランスイメージ>

まとめ

運用一任とアドバイス型の違いは、運用提案以降の手順が、自動か、都度判断を求めれるかになります。

金融マーケットに関する知識が全くなく、右も左も分からない方は、運用一任型がお勧めです。しかし、少しでも分かる方は、アドバイス型をお勧めします。

なぜなら、都度判断を下すことにより、金融マーケットに関する経験、知識レベルが上がっていくため、世界的なお金の流れが掴みやすくなるからです。

中でも、投信工房は、アドバイス型のロボアドバイザーであるにもかかわらず、より一任型に近いため、運用成績はもちろんのこと、自身の経験値も同時にアップしたいという積極的な方にお勧めのロボアドバイザーです。

しかも、運用一任型ロボアドバイザーではできない、NISAやつみたてNISA口座での運用が、アドバイス型の投信工房では可能なので、税制面でお得です。

投資工房サイトはこちら