FXとは ? 初心者が始めるための基本Wikiその1

FXとは ? と聞かれると、難しい、リスクが高いというイメージがあります。正しい知識、取り組み方さえ身につければ、初心者でも安心して取引できる金融商品がFXです。

FXとは ?そもそもどんな取引?

FXとは、「Foreign eXchange」の略で、外国為替証拠金取引あるいは保証金取引といいます。外国為替は、二国間の通貨を交換することで、証拠金取引は、証拠金を担保に取引することをいいます。

預け入れる資金(証拠金)を担保に、ドル円やユーロドルなどを売り買いし、為替差益と金利差益を狙う金融商品です。

FX投資は、レバレッジ(てこの原理)を効かせた金融商品ですので、個人の場合は最大25倍、法人の場合は最大50倍の取引ができます。

初心者は慣れるまでは、預け入れした金額の10%を目安に運用するようにしましょう。

FX投資のメリットとは?

FX投資のメリットはいくつかありますが、代表的な4つをご紹介します。

  1. 取引コストが安い
  2. 少ない資金でも大きな取引ができる
  3. 平日は24時間いつでも取引可能
  4. 上がっても、下がってもチャンスは一緒

取引コストが安い

FXの大きなメリットとして、まず挙げられるのが取引コストの安さです。代表的な銀行の外貨預金と比べてコストは100分の1以上安い。株式投資と比べても圧倒的に取引コストが安いのがFX投資です。

少ない資金でも大きな取引ができる

FX投資は、レバレッジ(てこの原理)を効かせた金融商品です。現在は個人投資家で最大25倍、法人で最大50倍の取引が可能で、他の投資商品と比較すると、資金効率の高さが群を抜いています。

以前はレバレッジが400倍という時代もありましたので、今はレバレッジ25倍まで引き下げられ、初心者でも手掛けやすくなりました。

平日は24時間いつでも取引可能

FXのマーケットは世界中でオープンしています。NZ、オーストラリア市場から時計の針が進むと同時に、日本、アジア、中東、欧州、英国、北米へと時間を追うごとに参加者が入れ替わっていきます。

平日は24時間いつでも取引ができますので、自分の生活スタイルやリズムに合わせて、好きな時間帯に取引できるのが魅力です。日本の株式投資は9時から15時と取引時間が限られています。

上がっても、下がってもチャンスは一緒

株式投資や投資信託は、価格が下落する局面で利益を上げることが難しくなりますが、FX投資では上がっても、下がっても利益を追求できます。

FX投資は、円高、円安、ドル高、ドル安などあらゆる局面で継続的な資産運用が可能な点が魅力です。

だから、株式相場が下落する局面では、FX投資でヘッジするという取り組み方も可能となるわけです。

FX投資のリスクとは?

FX投資のリスクはいくつかありますが、初心者が知っておくべき4つをご紹介します。

  1. 元本割れリスク
  2. FX会社が破綻するリスク
  3. トレード中の操作ミスから発生する損失
  4. 取引環境によるトラブル

元本割れリスク

投下した資金がトレードの結果によって減り、元本を割るリスクがあります。また、投下した資金をすべて失うリスクもありますので、初心者は預け入れ資金の10分の1だけを運用に回すことがお勧めです。

例えば、100万円を運用するのであれば、10万円しか取引に使わないようにしましょう。

FX会社が破綻するリスク

すべてのFX会社は、顧客から預けられた資金を信託銀行へ保管しなければいけないため、万一FX会社が倒産しても顧客の資産は守られる仕組みが整っています。これを信託保全制度といいます。

また、銀行などと異なり、1,000万円以上の預け入れ資金も全部保全対象となるため、銀行には預け入れず、FX会社に数千万円、数億円を預け入れする投資家も中にはいるほどです。

ペイオフ対象の銀行などは、保護の対象を預金者一人あたり、元本1,000万円までとその利息等のみに限られいます。

トレード中の操作ミスから発生する損失

取引を間違える、操作を間違えて損失を被るリスクがありますので、イージーミスを未然に防ぐため、本番取引する前にデモトレードで練習しましょう。

デモトレードで取引画面に慣れておくことで、このようなリスクを回避することができます。

取引環境によるトラブル

使っているPCやスマホが故障したり、インターネット接続が遮断されると取引ができなくなるリスクがあります。取引できる環境をPCとパソコンの2種類確保するなど、万一の際に備えておきましょう。

また、取引画面にログインするためのIDとPWも紙で保管するなどして、最悪の場合は家族や友人のPCやスマホでもアクセスできるようにしておくと安心です。

円高、円安、ドル高、ドル安とは?

円高、円安は、外貨に対して日本円の価値が高いか、安いかを表す言葉です。

例えば、1米ドル=80円が、為替変動により、1米ドル=100円となれば、80円出せば1米ドルと交換できたのに、現在は100円を出さないと、1米ドルと交換できなくなったという意味になります。

これは、ドルの価値が上がり、円の価値が下がるということなりますので、ドル高・円安という言葉で表現されます。

FX投資の基本的な考えてとして、状況に応じて、通貨の強弱を見るようにしましょう。これをやると、FX投資で成功しやすくなりますのでお勧めです。

通貨ペアとは?

通貨ペアとは、二つの通貨の組み合わせのことを指します。FX投資では、二種類の通貨の交換価格を対象に取引を行います。

通貨ペアは、A/Bと表記されます。例えば、ドル/円であれば、USD/JPYと表記され、1米ドルが何円で取引できるかを数字で表します。

ユーロ/ドルは、EUR/USDとなり、1ユーロが何ドルで取引できるかを表しています。

クロス円とは?

クロス円は掛け算通貨ということを覚えておきましょう。いわゆるクロス円といわれる、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円なども考え方は全く同じです。しかし通貨ペアとして実は存在しません。

ちょっと分かりづらいですが、金融機関はクロス円を取引しません。なぜなら、クロス円は合成通貨ペアだからです。

日本円をユーロと交換する場合は、まず円と米ドルを交換し、次に米ドルとユーロを交換します。取引をクロスさせて、円とユーロの交換が成立するわけです。

だから、ユーロ円や豪ドル円をクロス円と呼びます。掛け算通貨とも呼ばれます。

クロス円の計算方法は、

ユーロ円は、ドル円×ユーロドル

ポンド円は、ドル円×ポンドドル

クロス円は掛け算通貨ですので、ドル円が上がり、ユーロドルが同じ割合だけ下がれば動きません。しかし、ドル円もユーロドルも上がった場合には、掛け算なので大きく上がります。

円独歩高安が儲けやすい

このような局面が、円独歩安のいわゆる円安局面です。アベノミクス相場はまさしく円独歩安相場でした。反対に、ドル円もユーロドルも下がる局面は、円独歩高のいわゆる円高局面です。

これからFX投資を始められる方は、ドル円、ユーロドルの値動きを毎回確認する習慣を付けましょう。

そうすれば、何が買われ、どの通貨が売られているか、対局的な流れが分かり、FX投資で成功する確率がグーンと上がります。

割り算通貨は高金利通貨に多い

しかし中には割り算するクロス円があります。それは、最近人気の高金利通貨のトルコリラ円やメキシコペソ円です。

トルコリラ円は、ドル円÷ドルトルコリラ(USD/TRY)で計算されます。

メキシコペソ円は、ドル円÷ドルメキシコペソ(USD/MXN)で計算できます。

どちらもチャートが上がれば儲かりそうですが、上昇は米ドルが買われ、反対にトルコリラが売られている局面となります。

レバレッジの仕組みとは?

FX投資の取引に必要な資金を小さくして元の資金よりも大きな取引ができる、資金効率を高める便利な仕組みです。レバレッジとはてこの原理のことです。

日本のFX会社では、2018年5月現在、取引に必要な資金を25分の1に押さえ、誰でも手軽にFX取引に参加できるようになっています。法人口座の場合は50分の1の資金で取引に参加できます。

レバレッジの計算方法は?

【必要証拠金レバレッジ】

(通貨ペアのレート×取引数量)÷必要証拠金

(100円×10,000ドル)÷4万円=25倍

【口座全体レバレッジ】

(通貨ペアのレート×取引数量) ÷ 口座の預け入れ資金

(100円×10,000ドル)÷50万円=2倍

初心者は、レバレッジを2倍から3倍に押さえると、安心して取引を始められます。

レバレッジのポイント

  • 手元資金を効率良く運用できる
  • 口座全体のレバレッジを2倍~3倍ぐらいに押さえると安心

FX投資のスプレッドとは?

スプレッドは、売値と買値の差額で実質的な取引コストです。

FX取引では、売値と買値がいつも提示されていますので、為替レートが変動しないと仮定すると、買ってすぐ売れば、その差額が取引コストとなります。

スプレッドが狭いほど低コストで取引できますので、FX投資家にとっては有利になるわけです。

FX投資はいくらから始めると良いですか?

FX投資は、少額中の少額の1通貨単位から取引ができます。また、100通貨単位から取引を始められるFX会社もあります。

1通貨単位で取引を始められるFX会社がSBIFXです。1米ドル100円であれば、

必要証拠金は100円×1×0.04=4円です。

マネーパートナーズは100通貨単位から取引が可能なので、

必要証拠金は100円×100×0.04=400円です。

FX初心者は、少額の1通貨~1万通貨ぐらいまでの範囲で、まずはFXを始めることをお勧めします。そして、最低3ヶ月間は余裕をもった取引を心掛けましょう。

3ヶ月もすれば、基本的な知識と経験が積み重なり、FX投資に十分慣れてきます。

FX投資を始めるには何が必要なの?

FXを始めるには、以下4点が必要です。

  • 取引するFX口座
  • 資金(証拠金・保証金)
  • パソコン・スマホ・タブレット
  • インターネット環境

取引するFX口座

取引するにはFX会社で開設した取引口座が必要です。その口座に入金すれば、いつでもFX取引を開始できます。

資金(証拠金・保証金)

証拠金・保証金とは、FXを取引する際に必要な資金のことです。FX会社によって、取引できる通貨ペア、最低取引単位が異なります。数円から数千円で取引できるFX会社がほとんどです。

パソコン・スマホ・タブレット

取引条件が良いFX会社のほとんどは電話や対面による取引環境を提供していません。パソコン・スマホ・タブレットでFX会社の取引画面にアクセスすれば、24時間、誰でも好きなときに取引ができます。

FX投資の約6割がスマホで取引していますので、パソコンを持っていなくても取引ができる環境が整っています。

インターネット環境

インターネット環境があれば、いつでもFX取引ができます。頻繁に取引しない限り、速いにこだわる必要はありません。

FX投資はスマホだけでもできますか?

スマホだけでもFXはできます。FX会社は投資家のニーズに応えるため、スマホアプリを充実させています。取引はもちろんのこと、チャート分析やニュース速報の確認など、あらゆることがスマホで完結します。

スマホアプリは、アイフォンならApp Store、アンドロイドならGoogle Playから、数秒で無料ダウンロードできます。誰でもできますので、FX会社数社のアプリをダウンロードしてみましょう。

お勧めのFX会社は?

為替差益を狙う方は、FX業界最大手の2社はGMOクリック証券とDMMFXがお勧めです。

金利差益を狙う方は、FXプライムbyGMOやヒロセ通商がお勧めです。

少額で取引したい方は、SBIFXやマネーパートナーズがお勧めです。

金融先物取引業協会からのメッセージ

FX業界を管轄する「金融先物取引業協会」からの引用です。

FX取引を行おうとする個人の皆様へ

  1. いわゆる外国為替証拠金取引(以下「FX取引」といいます。)は、少額の資金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険を伴っています。したがって、FX取引を始めようとする際には、取引の仕組みを理解し、取引に伴うリスクについて十分研究し、自己の資力、取引経験、取引目的等に照らして適合性があると判断する場合にのみ、自己の責任において行うことが肝要であり、その際には、投資金額の設定及び取引対象となる通貨の選定に十分な注意を払う必要があります。

  2. 平成17年7月に金融先物取引法が改正され、FX取引を取り扱う業者(以下「FX取引業者」といいます。)が金融先物取引業者と位置づけられたことで、多くのFX取引業者が金融先物取引業の登録を受けてきましたが、平成19年9月に金融商品取引法が施行され、同法に基づく登録を受けることになりました。金融商品取引法に基づく登録を受けて金融先物取引業(FX取引に係る業務を含みます。)を行う法人は、原則として当協会の会員となる資格を有するため、基本的には理事会の入会承認を受けて、会員となることができますが、各法人には、財務状況、取引実績、人的構成等の面で様々な特性がありますので、FX取引を始めようとする際には、業者の選定について信用度等を十分に把握のうえ、適切に判断していただくことが肝要です。

  3. 金融商品取引法では、金融商品取引業者等の禁止行為として、例えば次の行為を掲げています。

    1. 金融先物取引の契約の締結又はその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為
    2. 顧客に対し、「必ず儲かる」「円高(円安)になります」等の断定的判断を提供して、金融先物取引の契約の締結の勧誘をする行為
    3. 店頭金融先物取引の契約の締結の勧誘の要請をしていない顧客に対し、訪問し又は電話をかけて、契約の締結の勧誘(いわゆる「不招請勧誘」)をする行為
    4. 金融先物取引の契約の締結につき、勧誘に先立って、顧客に対し、その勧誘を受ける意思の有無を確認することをしないで勧誘をする行為
    5. 金融先物取引の契約の締結の勧誘を受けた顧客が当該契約の締結をしない旨の意思を表示したにもかかわらず、当該勧誘を継続する行為

    そのような勧誘を本協会の会員から受けたときは、速やかに本協会が苦情処理及びあっせん業務を委託している特定非営利活動法人「証券・金融商品あっせん相談センター(FINMAC)」の窓口までご連絡ください。

  4. FX取引業者の中には、FX取引を自動で行うソフトウェア又はシステム(以下「自動売買ソフト等」といいます。)を利用して行う取引(以下「システムトレード」といいます。)をサービスとして提供している者もありますが、このようなシステムトレードについても、1.と同様に、 取引の仕組みを理解し、取引に伴うリスクについて十分研究した上で、自己の責任において行うことが肝要です。 また、自動売買ソフト等については、上述のようなFX取引業者が提供するもの以外にも、有償無償問わず数多く出回っており、インターネット上などで簡単に入手することができるものもありますが、当該ソフト等の内容や販売者等について十分に確認することなく、安易に利用することは避けなければなりません。中には、自動売買ソフト等の購入から無登録の海外所在業者との取引に誘導され、トラブルになるケースもありますので、ご注意ください。 なお、自動売買ソフト等の利用を認めていないFX取引業者も少なくありませんので、事前に取引を行おうとするFX取引業者の約款等をお読みいただくなど、十分にご確認ください。